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創業ストーリー<第4話> 空き家に明かりが灯る、その瞬間のために。

なかせ不動産のご紹介

中瀬 策羊

筆者 中瀬 策羊

不動産キャリア1年

不動産を「売る・買う」と決める前の段階から、お気軽にご相談ください。相続した家をどうするか、空き家を残すか売るか、住み替えをどう進めるかなど、まだ答えが決まっていないご相談も歓迎しています。京都市役所で33年間培った経験も活かし、お客様と一緒に選択肢を整理していきます。

不動産の仕事を始めてから、改めて感じるようになったことがあります。

それは、家は、単なる「建物」ではないということです。


長い間、誰も住まなくなった家。

庭には草が伸び、雨戸は閉まったまま。

夜になっても、その家だけには明かりが灯らない。

そんな家も、かつては誰かの暮らしの場所でした。

家族で食卓を囲んだり、子どもが走り回ったり、近所の人が訪ねてきたり。

そこには、何十年という時間と、たくさんの思い出が刻まれています。


空き家は「負動産」なのか


空き家という言葉には、どうしてもマイナスのイメージがあります。

「古いから売れない」

「田舎だから買う人はいない」

「管理するだけでお金がかかる」

そんな話を聞くことも少なくありません。


確かに、簡単に売れる物件ばかりではありません。

でも私は、空き家を最初から「負動産」と決めつけたくないと思っています。

住む人が変われば、新しい暮らしの場所になるかもしれない。

週末を過ごす場所になるかもしれない。

お店や仕事場として生まれ変わるかもしれない。

地域と新しい人をつなぐ場所になる可能性だってあります。

不動産会社の仕事は、その可能性を一緒に探すことでもあると思うのです。


家に、もう一度明かりが灯る


長く空いていた家に新しい家族が住み始める。

夕方になると窓から明かりが見える。

家の中から子どもの声が聞こえてくる。

庭に洗濯物が干される。

近所の人と「こんにちは」と挨拶を交わす。


一軒の家に暮らしが戻るだけで、周りの景色まで少し変わります。

私は、そんな光景を見ると、

「不動産の仕事は、家を売るだけの仕事ではないんだ」

と思います。


一つの家を次の人へ引き継ぐことは、その家の時間を未来へつなぐことでもあります。

そして、新しい人が地域に入ることで、地域にも新しいつながりが生まれます。


「人・家・地域」をつなぐ仕事


京都市役所で33年間働き、地域の方々と一緒に仕事をしてきました。

そこで何度も感じたのは、地域をつくっているのは、建物や制度だけではなく、そこに暮らす「人」だということでした。

不動産の仕事を始めた今も、その考えは変わっていません。

家を売る人。

家を買う人。

その家の近くで暮らしている人。

それぞれを切り離して考えるのではなく、

人と家と地域をつないでいく。

それが、私がやりたい不動産の仕事です。

大手の不動産会社のような知名度も、信用の蓄積も、資金力もありません。

だからこそ、一つひとつの家を見て、一人ひとりの話を聞き、その地域を自分の足で歩く。

そんな仕事を積み重ねていきたいと思っています。


空き家だった家に、もう一度明かりが灯る。


その明かりが一つ、また一つと増えていけば、地域の未来も少しずつ明るくなる。

そんな仕事ができる不動産会社でありたい。

それが、なかせ不動産です。


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