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【京都市内ファミリー向けマンション「間取り」解説②】 横長リビングと縦長リビングの違い

「マンション」で暮らす

中瀬 策羊

筆者 中瀬 策羊

不動産キャリア1年

不動産を「売る・買う」と決める前の段階から、お気軽にご相談ください。相続した家をどうするか、空き家を残すか売るか、住み替えをどう進めるかなど、まだ答えが決まっていないご相談も歓迎しています。京都市役所で33年間培った経験も活かし、お客様と一緒に選択肢を整理していきます。

 マンションの間取り図を見ていると、同じ「3LDK」「80㎡前後」と書かれていても、「広く感じる間取り」、「使いにくそうに感じる間取り」、があることに気づかれる方も多いのではないでしょうか。

 その違いを生む要素の一つが、リビングの形です。

 今回は、ファミリー向けマンションでよく見かける

  •  「横長リビング」

  •  「縦長リビング」

この2つの違いについて、図解イメージ付きで整理していきます。

 どちらが「良い・悪い」という話ではなく、「どんな暮らし方に向いているか」を考えるヒントとして読んでいただければと思います。



横長リビング・縦長リビングとは?

 まずは、言葉の整理です。

 「横長リビング」とは、バルコニー側に面してリビングの横幅が広い、窓が横方向に並ぶ、ワイドスパン住戸に多い「横方向に広がりを感じやすいリビング」です。

 「縦長リビング」とは、玄関側からバルコニー側へ奥行き方向に長い、ダイニングとリビングが縦に並ぶ、駅近・敷地制限のある物件に多い「奥に伸びる空間構成のリビング」です。



図解で見る|横長リビングと縦長リビングの違い

 文章だけでは分かりにくいため、まずはイメージ図をご覧ください。



※実際の物件ごとに形は異なりますが、「リビングの向き・広がり方」の違いをつかむための参考イメージです。



横長リビングの特徴①|家具配置がしやすい

 「横長リビング」の大きな特徴は、家具配置をイメージしやすいことです。

  •  ダイニングテーブル、ソファ、テレビを配置しても、「通路と生活スペースが重なりにくい」、「家具で空間をゆるやかに分けられる」というメリットがあります。

 ファミリー世帯では、「お父さんがリビングでテレビ」、「お母さんが台所でお料理」、「お子様がダイニングで宿題」というように、同じ空間で別々の行動をする場面が多いため、横方向に余裕のあるリビングは、使いやすいと感じられることが多いです。



横長リビングの特徴②|明るさ・開放感

 「横長リビング」は、「バルコニーに面する窓が多い」、「採光面が広い」という構成になりやすく、明るさや開放感を感じることができます。

 京都市内では、「周囲に建物が多い」、「日当たりが物件ごとに違う」ため、内覧時の第一印象として、「明るい」、「広く感じる」ことは大きなプラスになります。



横長リビングの注意点|価格と奥行き

 一方で、「横長リビング」にも注意点があります。

  •  ・間口が広い分、価格が高くなりやすい

  •  ・奥行きが浅く、大型家具を置くと圧迫感が出る場合がある

  特に、大きなソファ、大型テレビボード、を想定されている場合は、実寸での確認が重要です。



縦長リビングの特徴①|コンパクトで無駄が出にくい

 「縦長リビング」は、「玄関から奥へ一直線」、「動線がシンプル」という特徴があります。

 そのため、「面積の割に広く使える」、「家具を最小限にするとすっきりする」と感じる方も多いです。

 京都市内の駅近マンションでは、このタイプのリビングが多く見られます。



縦長リビングの特徴②|動線が分かりやすい

 「縦長リビング」では、「ダイニング」、「リビング」が奥行き方向に並ぶため、「食事スペース」、「くつろぎスペース」を自然に分けやすいという利点があります。

 「共働き世帯」や、「外出の多いご家庭」では、効率の良さを評価されることもあります。



縦長リビングの注意点|光と家具配置

 一方で、「リビング奥まで光が届きにくい」、「家具の配置が固定されやすい」という点もあります。

 特に、「通路」と「ソファの位置」が重なると、リラックスしてくつろぐことができない部屋になってしまいます。



ファミリー向けとしての向き・不向き   

  •  ①「横長リビング」が向いているご家庭

  •    ・家族がリビングで過ごす時間が長い

  •    ・子どもがリビング学習をする

  •    ・明るさ・開放感を重視したい


  •  ②「縦長リビング」が向いているご家庭

  •    ・家具を最小限にしたい

  •    ・動線の分かりやすさを重視

  •    ・立地・価格を優先したい


 どちらが正解ということではなく、暮らし方との相性が大切です。



将来の資産性という視点では?

 将来、売却や賃貸を考えた場合、

 「横長リビング」→ 内覧時の印象が良く、評価されやすい

  •  「縦長リビング」→ 立地条件次第で安定した需要がある

という傾向があります。


 京都市内では特に、「立地 × 間取り ×価格」のバランスが重要になります。



まとめ|図解で見ると「違い」が分かりやすい

 「横長リビング」と「縦長リビング」は、どちらもよくある間取りですが、暮らし方のイメージは大きく異なります。

 「間取り図」を見るときは、ぜひ「リビングの形」にも注目してみてください。

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