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地蔵盆を手伝って考えた。「空き家を地域の居場所にできないか」

代表の日常

中瀬 策羊

筆者 中瀬 策羊

不動産キャリア1年

右京区で育ち、暮らしてきた経験を大切にしながら、安心してご相談いただける身近な存在でありたいと思っております。京都市職員としての経験を活かし、あらゆるお悩みに丁寧に寄り添います。
当地で三代続く家業(理容院)を通じて、これまで地域の方々にお支えていただいていることも、私の原点です。どんな小さなことでも気軽にお声がけください。

昨日は、町内会の地蔵盆でした。

妻が町内会の班長をしているので、私も朝7時30分から設営のお手伝い。

9時30分からは、20人ほどで輪になって数珠回しを50回。その後、私はビンゴゲームを担当しました。


参加した子どもは5人。


子どもの数が減り、「子どもがいないから地蔵盆をやめた」という地域も増えていると聞きます。

そして久しぶりにお手伝いして感じたのが、真夏の日中に屋外で地域行事をすること自体が、難しくなってきているということです。

暑さはもちろん、高齢の方にとってはゴザの上に座ることも大変です。準備や運営をする役員の負担も小さくありません。


一方で、「参加して良かった」とも思いました。

参加者は少なくても、普段なかなか話す機会のない町内の方々と話ができました。

特に男性同士は、顔を知っていても、何かきっかけがないとなかなか話しません。

数珠回しやビンゴ、準備や片付け。

そんな「用事」があるから、自然と会話が生まれます。


そこで、不動産屋として考えました。


町内にある空き家を、エアコンの効いた「地域の居場所」として活用できないだろうか。

高齢の方は椅子に座っておしゃべり。
子どもは宿題やお絵描き。
時にはみんなで食事をしたり、地蔵盆をしたり。

いわば「町内の小さな居間」です。


空き家というと、「売る」「貸す」「解体する」と考えがちですが、「地域で使う」という選択肢があってもいい。

そして、地域のために空き家を提供する所有者に、固定資産税の減免や改修費への支援などがあれば、活用できる家も増えるかもしれません。

子どもが減り、高齢者が増え、夏も暑くなりました。

昔とまったく同じ形を守ることだけが、伝統を守ることではないと思います。


形は変わっても、人が集まり、顔を合わせ、少し話をする。

空き家を一軒減らし、地域の居場所を一つ増やす。

そんなことができないだろうか。

昨日の地蔵盆をお手伝いしながら、そんなことを考えました。

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