
地蔵盆を手伝って考えた。「空き家を地域の居場所にできないか」
昨日は、町内会の地蔵盆でした。
妻が町内会の班長をしているので、私も朝7時30分から設営のお手伝い。
9時30分からは、20人ほどで輪になって数珠回しを50回。その後、私はビンゴゲームを担当しました。
参加した子どもは5人。
子どもの数が減り、「子どもがいないから地蔵盆をやめた」という地域も増えていると聞きます。
そして久しぶりにお手伝いして感じたのが、真夏の日中に屋外で地域行事をすること自体が、難しくなってきているということです。
暑さはもちろん、高齢の方にとってはゴザの上に座ることも大変です。準備や運営をする役員の負担も小さくありません。
一方で、「参加して良かった」とも思いました。
参加者は少なくても、普段なかなか話す機会のない町内の方々と話ができました。
特に男性同士は、顔を知っていても、何かきっかけがないとなかなか話しません。
数珠回しやビンゴ、準備や片付け。
そんな「用事」があるから、自然と会話が生まれます。
そこで、不動産屋として考えました。
町内にある空き家を、エアコンの効いた「地域の居場所」として活用できないだろうか。
高齢の方は椅子に座っておしゃべり。
子どもは宿題やお絵描き。
時にはみんなで食事をしたり、地蔵盆をしたり。
いわば「町内の小さな居間」です。
空き家というと、「売る」「貸す」「解体する」と考えがちですが、「地域で使う」という選択肢があってもいい。
そして、地域のために空き家を提供する所有者に、固定資産税の減免や改修費への支援などがあれば、活用できる家も増えるかもしれません。
子どもが減り、高齢者が増え、夏も暑くなりました。
昔とまったく同じ形を守ることだけが、伝統を守ることではないと思います。
形は変わっても、人が集まり、顔を合わせ、少し話をする。
空き家を一軒減らし、地域の居場所を一つ増やす。
そんなことができないだろうか。
昨日の地蔵盆をお手伝いしながら、そんなことを考えました。
